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平成27年11月14日、名古屋の電気文化会館にて行われた、愛知県弁護士会主催のイベント

〜三平と、相続の話で、どうもすいません〜

は、大成功でした。

愛知県弁護士会の名古屋法律センターと、一宮法律センターで、平成27年10月1日から、全国初の試みである、相続専門相談の実施を記念してのイベント。

落語家、林家三平師匠(元いっ平師匠)を招いての、対談と、落語の高座。そして、弁護士とのディスカッション。

市民の方に無料で参加いただいたのですが、定員250席は、あっという間に満席。大盛況でした。



ディスカッションといっても、相続の話をただするだけではつまらない。

そこで、我々、弁護士も、コントや落語の形で相談し、それに答えていく形をとりました。

プロの林家三平師匠の前で、素人が落語を披露する。

相当緊張しましたが、そこはそれ。
さすが、弁護士。度胸があります。

練習のときは、棒読みで、ダメ出しを受けていましたが、本番になると、笑いをしっかりとって、流石でした。

落語の元ネタは、僕が書いたのですが、自分でアレンジを加えていて、さらに楽しいものになっていました。

プロの前で落語をするなんて、もう、なかなかないことなので、いい経験ですよね。

僕は、コーディネーターの役でした。

三平師匠が、たまたま、当日、NHKのバラエティ生活笑百科という番組の放送にゲスト出演していらっしゃいました。

そこで、その司会の笑福亭仁鶴師匠よろしく、渋い司会を目指したんですが、、、。

実際は、ついつい、林家三平師匠にも、失礼ながらも、ドンドンツッコミをいれてしまい、笑福亭仁鶴師匠とは、全く違う司会になったため、生活笑百科とは、似ても似つかない作りになってしまいました。

まあ、お客様には、たくさん笑っていただき、皆さん喜んでいただいたので、良かったとしましょう。

笑いながら、相続の法律のことも自然に学べる、そんな企画になったと思います。

アンケート結果も、本当に良かったので、安堵しています。

せっかくですから、見にこれなかった方や、お越しいただいた方でも、より、理解がふかまるよう、今後、その内容紹介をかねて、楽しく相続問題を考えられるブログ記事を載せていきたいと思いますので、ご期待ください。

それにしても、司会が、自分で、舞台上でpcを動かして、映像や音声の操作もするなんて、何て段取り悪いんだ、という感じでしたが、完全に準備不足でしたね。すみません、、、


でも、手間取っている間も、林家三平師匠は、適宜フォローしていただき、本当に優しくて、噺家としてプロの方は違うなあと、恐れ入りました。

色々、弁護士会の主催する行事に関わっていて、いろいろな有名な方に出ていただきましたが、ここまで、謙虚で優しくて、舞台上も気遣っていただける方は、いません。

もう、ますます、林家三平師匠のファンになってしまいました。

本当に楽しかったです。


三平師匠をはじめとして、会場の電気文化会館の方、設営や会場誘導など諸々に関わられた弁護士会の皆様。

本当に、ありがとうございました







〜お知らせ〜

相続問題の専門家は、やっぱり弁護士です。

「これ以上、もめたら弁護士だよ。」

「弁護士は費用が高いから弁護士のところに行くまでに解決しよう」

なんていわれているようですが、大間違いだと思います。


もめたら弁護士しか代理人になれません。もめたらどうすべきかわかっているからこそ、もめないようにどうしたらよいかわかるんです。

もめないようにするには、弁護士に相談すべきだと思います。


もめないようにするためのアドバイスを受ける相談料は、30分5000円(税別)程度で多くの弁護士は受けてくれます。

むしろ、もめた時のことを考えると、リーズナブルだと思います。


実際にもめてしまった場合は、対応に、時間も手間もかかるので費用は多少かかります。


だからこそ、
もめないうちに弁護士に相談することが大切だと思っています。


ただ、今まで、高飛車に構えていた我々弁護士もいけないのでしょうね。



さて、このたび、全国に先駆けて、愛知県弁護士会において、相続専門相談を実施することになりました。

詳しくは、
こちら(愛知県弁護士会 相続専門相談)(←是非クリックしてみてください)
是非、ご相談ください。

なお、文責は、
管理人 (←クリックしてください)です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
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結婚契約書、結婚証明書よりも意味のあること〜結婚準備の新スタンダード?遺言も含む愛の手紙の続きです。
(↑↑途中から読まれ方から、是非、こちらをクリックして通してお読みください)


長男夫婦に、実家のあとを継いでほしいと思った時、どうすればいいか。

または、家の後を継いで欲しい、と結婚のときにいわれたときに、どうすればよいか。


そんな時に「I will」という、結婚の誓いと遺言の意味を含んだ書面を作成するとよいというお話をしてまいりました。


こういうときにこそ、家族でちゃんと話し合うことが必要です。


それを、いつ話し合うのか。


一番、家族のことを自然に話し合い、真剣に話し合うのは、結婚の時だと思います。


そのときに、その結果を、結婚式のこきに、新郎新婦のみならず、親御さんも、みんなの前で、サインするのはいかがでしょうか?


前回のブログで、新郎新婦分の文案をお示ししましたので、是非、参考に。



続いて、ご両親分です。

繰り返しですが、くれぐれも、全文自筆でかくことと、訂正はしないこと。新郎新婦、ご両親、全て別々の書面にする(連名にしない)ことは、ご注意ください。

これから、いろいろ詳しく説明していきますが、要するに、雛形通りに自筆でかけば、形になりますので、あまり、難しく考えずに、トライしてみてください。


丸写しできる状況なら丸写し。修正するなら、弁護士に相談してみてください。

そうそう、封をしないとしても、実際に亡くなった時の相続手続の際は、ちゃんと、家庭裁判所の検認手続が必要です。忘れないでください。


また、当事者の方のお名前を少しでも間違えると、効果がなくなってしまいかねません。何度もチェックしてくださいね。


何度もいいますが、何より、少しでも変更する場合は、弁護士に相談してくださいね。まあ、ただ、まだ世の中にない手法なので、相談された弁護士も、戸惑ってしまうかもしれませんが、、、。


さて、文案をみていただければとおもいますが、いわゆる予備的遺言に対応しています。

お父様とお母様がどちらが先に亡くなるか、わかりませんよね。
お父様が、お母様に相続させる、とだけ遺言を残した場合、先にお母様が亡くなってしまった場合、遺言の効力は認められません。

それで、もしも、お母様が先に亡くなった場合、どうするのかを書いておくのです。


ここでポイントは、同時死亡の場合です。なにやら、結婚の話なのに、本当に縁起でもない話が続いてすみませんね。
でも、大切なお話なので、もう少しお付き合いください。

例えば、交通事故とかで、ご両親が、同時に亡くなった場合、お互いに相続は起きなくなるのですね。


で、どうなるのでしょう?

例えば、「妻に全部相続させる。ただし、妻が先に亡くなった時は、長男に全部相続させる」という遺言を残したとします。

この場合は、ご夫婦が同時に亡くなった場合、妻に相続させられず、先に亡くなったわけでもないので、遺言の効力がなくなってしまうのです。

昔、ご相談いただいた方で、公正証書で作ったのに、同時死亡で効力が生じなかったけど、どうすればよいか、なんていうご相談もありました。本当に気をつけないといけません。

「先に」ではなく、「以前に」であれば、同時死亡も含まれるので、大丈夫なんですけどね。


わずかな違いで、怖いでしょう。遺言は、慎重に、慎重に。

お母様の場合は、さらに、同時死亡の場合は、あまり財産がないということを前提に長男のみに、先にお父様が亡くなった場合は、お父様の遺産を相続されることを前提に、遺言を作ってます。

単純なように見えて、複雑ですね。

今回作った、ひな形では、リーガル銀行に財産があることが前提になっています。
おめでたい席なので、結婚式のときに、具体的な額を書かないでも済むようにしています。

ただ、相続のときに、口座がなかったり、口座の中に預金がなくなってたら、相続されません。
弟は、法定相続分の半分の遺留分があります。ちゃんと、渡すものがあるようにしてあげてくださいね。

そんな、いろんなことを考えて作った雛形です。

結構、多くのケースで使えるのではないかと思っています。

是非、参考にしてみてください。


本当は、まず、これで書いていただいてから、今後、状況に応じて、遺言を書き直していただくのが、一番いいと思ってます。

結婚式で使うというものなので、遺言執行者の定めも設けていませんし、本当は、相続財産を、もっと明示して書いた方がいいのですが、あんまり、結婚式のときに、そこまで書くのは、はばかられまして、、、

また、改めて、結婚式の後につくるなら、やっぱり、表題は、遺言書、にしてください。
自筆証書遺言は、公正証書に比べて、ただでさえ、銀行等が認めないこともあって、預金の全ての相続を受ける旨の遺言書が、あっても、預金が下ろせないなどというトラブルがあります。

また、l will という表題は、一般的ではないので、遺言ではないなどと判断されるリスクは0では、ないからです。


でも、一度、こういうのを作ると、今後、意識して、遺言のことをを考えていかれるのではないかと思います。
合わなかったら、都度、新しい遺言を書いて直していただけたらと、思います。

新しい日付の遺言が、優先しますので、何度でも書き直してください。



家を引き継いだのに、親が遺言を書いてくれない。そう、面倒みてる妻が、怒ってる。

実家を引き継いでほしいのに、相続をちゃんと受けられるのか不安だからといって、息子夫婦が二の足をふんでいる。


そんな悩みを解決する一つの手法になれば、と思います。
(注)

管理人

<新郎山田一郎の父山田太郎の分>
         I will
1 私は、いつまでも長男山田一郎、およびその妻鈴木花子(名古屋市中区名古屋城1-1)を大切にすることを誓う。
2 私は、長男を株式会社金鯱商事(本店所在地 名古屋市中区名古屋城1-1-1)の後継者たるべく日々指導し、努力を惜しまないことを誓う。
3 私が亡くなった時は、妻山田良子に対し、私の全ての財産を相続させる。ただし、私より、妻が先に、又は同時に亡くなった場合、私の財産のうち、リーガル銀行普通口座123456山田太郎名義の預金全額を次男山田次郎に、その余の全ての財産を長男山田一郎に相続させる。
4 この書面は、遺言としての効力を有するものとする。
2015年11月15日
   名古屋市中区名古屋城1-1
        山田太郎    印

<新郎山田一郎の母山田良子の分>
         I will
1 私は、いつまでも長男山田一郎、およびその妻鈴木花子(名古屋市中区名古屋城1-1)を大切にすることを誓う。
2 私が亡くなった時は、夫山田太郎に対し、私の全ての財産を相続させる。ただし、私と夫が同時に亡くなった場合、私の全ての財産を長男山田一郎に相続させる。また、私より、夫が先に亡くなった場合、私の財産のうち、リーガル銀行普通口座123456山田太郎名義の預金全額を次男山田次郎に、その余の全ての財産を長男山田一郎に相続させる。
4 この書面は、遺言としての効力を有するものとする。
2015年11月15日
   名古屋市中区名古屋城1-1
        山田良子    印



注:遺言書の表題に、「遺言書」以外の名称を付けることについて、民法では自筆遺言証書として、表題にどのような名称をつけるかは、特に要求されていません。ということは、中身が遺言であればよいといえますので、このような「I will」という表題を付けることは法的には問題ないと思います。ただ、新しい取り組みなので、銀行などの機関に少しでもわかりやすくしてもらうために、「本書は遺言としての効力を有するものである」という一文を入れてくださったほうがいいと思います。
また、これは、あくまでも、遺言書を少しでも書いていただきたいための取り組みであり、かつ、結婚式のときに、遺言書などという名称で作成するのは、不謹慎なイメージがあるための取り組みです。
一般的に、遺言書を作成する場合は、特に自筆証書遺言については、要件が厳しいので、疑義が生じないように、必ず、「遺言書」という表題を付けてください。
また、この「I will」という表題を付ける形式の遺言書を作成することについては、今後の家族生活の変動に伴い、遺言書を新たに作成するようになる気持ちになることを期待してのものです。是非、今後、この「I will」という表題を付ける形式の遺言書を作成したのちに、人生の節目のときなど、見直して、弁護士等に相談の上、通常の「遺言書」という表題による遺言書を作成することをお勧めします。

 
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結婚契約書、結婚証明書よりも意味のあること〜結婚準備の新スタンダード?遺言も含む愛の手紙の続きです。
(↑↑途中から読まれ方から、是非、こちらをクリックして通してお読みください)


自分や彼が長男で、結婚することになり、彼に家を引き継いでほしいといわれた時のことを考えましょう。


また、親の立場として、息子に家の後継になって欲しいと思っていらっしゃる方へも、大切なことです。

今、ご提案しているのは、何かというと、結婚式のときに、新郎新婦、そして、両家の親御さんのみなさんが、来席の皆様の前で、サインをするのです。

最近はやりの、人前式の結婚証明書にサインをする、あんな儀式をするのです。


これは、自分や彼が長男で、結婚することになり、彼に家を引き継いでほしいといわれた時、特に大事なこととなってきます。


結婚契約書なんて、結ぶ気ないよ、結婚証明書なんて、あの、結婚を証明しますとだけ書いてるやつでしょ。意味ないし。、なんて、おっしゃる方もいるかもしれません。


でも、ここで提案させていただくのは、本当に意味のある書面を、人生で一番家族のことを話し合うべき時期である結婚のときに議論し、新しい形の結婚証明書にサインすることなのです。



で、ここで、大切なことは、どんな書面にするか、ということです。

何度もいいますが、弁護士として冷静に見る限り、巷の結婚証明書や結婚契約書は、法的には、ほとんど意味がありません。



だからこそ、その代わりに、違う書面を残すのです。


この書面の名前を「I will」と名付けました。

そのことについては、前のブログの記事に載せましたので、詳しくは、そっちを見てくださいね。



「I will」という表題は、愛することを「誓います」という夢のある表題です。しかしながら、この表題には、遺言「a will」という意味を含んでいます。

要するに、結婚の誓いといいながら、遺言の意味を含んだ書面を、結婚式のときに残すのです。



そして、通常の結婚のとき”I will”の文例は、前回のブログに載せましたので、そちらをご覧ください。


今回は、家を引き継ぎたい。引き継いで欲しいという場合の「I will」です。


この場合は、両家の親御さん、特に引き継ぐ方の親御さんにも、「I will」を作ってもらいます。

その文案をお示ししたいとおもいます。

くれぐれも、全文自筆でかくことと、訂正はしないこと。新郎新婦、ご両親、全て別々の書面にする(連名にしない)ことは、ご注意ください。


まず、新郎新婦分です。

やはり、列席者の前で、宣言するという心理的な意味合いは大きいと思いますので、後を引き継ぐ、という宣言は、大切だと思います。

特に、このような宣言をする結婚式は、来賓も大切な取引先の方にお越しいただくようなものなのではないでしょうか。

そのような場合に、今回の「I will」をすることは、新鮮だし、意味があるのだと思います。

参考にしてください(注)

<新郎分>
         I will
1 私は永遠に妻鈴木花子(名古屋市中区名古屋城1-1)を愛し、大切にすることを誓う。
2 私は、株式会社金鯱商事(本店所在地 名古屋市中区名古屋城1-1-1)の後継者たるべく日々研鑽と努力を惜しまないことを誓う。
3 万が一、私の両親(山田太郎、山田良子)や妻が病気になって、介護が必要になったときには、愛を込めて、最大限の介護をする。
4 私が亡くなった時は、妻鈴木花子に対し、私の全ての財産を相続させる。
5 私は、私の両親のみならず妻の両親も、自分の両親と同じように大切にすることを誓う。
6 この書面は、遺言としての効力を有するものとする。
2015年11月15日
     名古屋市中区名古屋城1-1
           山田一郎   印

<新婦分>
        I will
1 私は永遠に夫山田一郎(名古屋市中区名古屋城1-1)を愛し、大切にすることを誓う。
2 私は、夫が株式会社金鯱商事(本店所在地 名古屋市中区名古屋城1-1-1)の後継者たるべく、日々、夫を支え、努力を惜しまないことを誓う。
3 万が一、私の夫の両親(山田太郎、山田良子)や夫が病気になって、介護が必要になったときには、愛を込めて、最大限の介護をする。
4 私が亡くなった時は、夫山田一郎に対し、私の全ての財産を相続させる。
5 私は、私の両親のみならず夫の両親も、自分の両親と同じように大切にすることを誓う。
6 この書面は、遺言としての効力を有するものとする。
2015年11月15日
      名古屋市中区名古屋城1-1
            鈴木良子   印




続いてご両親の分ですが、
続きは
次回ブログ記事へ。
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管理人

注:遺言書の表題に、「遺言書」以外の名称を付けることについて、民法では自筆遺言証書として、表題にどのような名称をつけるかは、特に要求されていません。ということは、中身が遺言であればよいといえますので、このような「I will」という表題を付けることは法的には問題ないと思います。ただ、新しい取り組みなので、銀行などの機関に少しでもわかりやすくしてもらうために、「本書は遺言としての効力を有するものである」という一文を入れてくださったほうがいいと思います。
また、これは、あくまでも、遺言書を少しでも書いていただきたいための取り組みであり、かつ、結婚式のときに、遺言書などという名称で作成するのは、不謹慎なイメージがあるための取り組みです。
一般的に、遺言書を作成する場合は、特に自筆証書遺言については、要件が厳しいので、疑義が生じないように、必ず、「遺言書」という表題を付けてください。
また、この「I will」という表題を付ける形式の遺言書を作成することについては、今後の家族生活の変動に伴い、遺言書を新たに作成するようになる気持ちになることを期待してのものです。是非、今後、この「I will」という表題を付ける形式の遺言書を作成したのちに、人生の節目のときなど、見直して、弁護士等に相談の上、通常の「遺言書」という表題による遺言書を作成することをお勧めします。